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あいさつ


理事長あいさつ


理事長
合瀬 克明
昭和五十二年六月に老人福祉施設晴寿会・晴寿園が誕生してから満三十八年余が経過しました。内科医合瀬義晴がこれを発祥した経緯は先の同誌三十周年記念誌にて述べましたので省きますが、間もなく開設四十年という時期を迎えようとしています。
この期間四十年には、我が国の人口構成が世界で類をみない高齢化社会に突入した時期でもあり、国の老人福祉行政は多彩な施策を考案しての対応を余儀なくされました。まず福祉財源はこれまでの国費からの措置費だったのが、受益者負担の介護保険方式というものに変化したのです。二〇〇〇年の導入でした。先に併設していたデイサービスシステム、又、ショートステイサービス等の他、若年層の日常生活負担を軽減する考え方、それにこの様な社会高齢化を地域で見守る地域密着型の介護という考え方他次々と対応方式が編み出されて来ましたし、その色々な対応方法は枚挙にいとまがない位でした。
この変動の期間を、地元の関係各位のご援助・ご協力を得ながら、晴寿会は四十年間を恙なく続けて来ました。本当にご利用戴く方々とそのご家族各位、又、当施設で働いてくれている職員の皆様が頑張ってくれたといつも感謝しております。
しかし、四十年というこの期間は晴寿会のハード面にも大きく影響は及んでいます。建物自体にも国の基準は大分変化しています。建物の耐震基準や入居者のプライバシーを守る基準など含め、四十年前の考え方などは経時的に移っていくものです。
私もこの変化に対応すべく四~五年前から考えてはいましたが実行に移すには、それなりのハードルがありました。三年位前から、実現の必要性を如実に感じ、思い切り、いくつかの試案を較べながら新ケアポート晴寿の新築を計画しました。いくつかのポイントを考えましたが、これは職員の各ブロックの意見を確かめながら、又、設計・建設業者の意見を尋ねながら、それに財源のこともあり、二年前からその実務に入り、昨年これをまとめ、約三百米北に新施設をつくり始め、間もなく落成する予定です。
此所が完成して、利用者を始め、従業員の方々の利便性と快適性が改善されることが唯一の願いでもあります。同時に三十年誌にも書いたことで益々強く思われていることが、『往く時(間)の流れの弛み無さ』という実感です。あらゆる事象に於いて、確実に刻一刻と時代は変遷し続けるのみ、この不偏性こそが全てに平等に与えられた尺度であることを痛感する毎日です。万物の事象は変化しながら Scrap&Build されて行くのですから、我々は〝この世の一瞬に生を受けた者として〟頑張るしかないでしょう。
稚拙な御挨拶ですが、何卒晴寿会をよろしく御支援戴ければ幸甚に存ずる次第です。

施設長あいさつ


施設長
合瀬 ちづる
昭和52年の6月に社会福祉法人晴寿会の歴史が始まりました。
初代理事長であった内科医・合瀬義晴が御老人の福祉を志し、特別養護老人ホーム・晴寿園を開園したのです。佐賀県で10番目、当時の佐賀市では、最初の特別養護老人ホームであった事から、新聞等でそのオープンは大きく報道され、時代の要望に応える新しい老人福祉として注目を集めました。初代園長を務めました合瀬貞子をはじめ数多くの職員の努力により晴寿園は成長し、今年で間もなく40年の歴史を紬いできました。今日の晴寿会の礎を築いたのは、この途切れる事のない、多くのスタッフの福祉の仕事への情熱と誇りだと感じております。30周年を迎えた時は、6事業所を運営しておりました晴寿会も、今や10事業所を展開し、御老人の福祉事業へ一層の貢献を志している現在です。
40周年を迎えます今年は、晴寿園は新しく「特別養護老人ホーム・ケアポート晴寿」と名称を変更し、新築の施設へと移転いたします。建物の老朽化もさることながら、御老人の介護も、プライバシーを重視したユニットケアへの対応が必須となる社会希求への対応です。
今や各種学校・高校・短大・大学で介護の資格を得たスタッフや、医療・栄養の分野でも各々専門のスタッフが皆、協力し合って、入所や在宅の多くの利用者様の生活を支えています。私共の仕事は、利用者様やその御家族を支える事で、社会が滞りなく循環する大事な役割を担っていると職員一同、誇りをもっております。
今、以前にも増して介護度の高い利用者様をお世話し、御家族の理解や希望のもと、看取りまでお世話にする事が多くなって参りました。縁あって入所されての出会いや別れの中、全ては〝人と人との縁〟であり、御利用者様や御家族との縁・支えて下さる公的機関や地域の方々との縁・晴寿会で働く多くのスタッフとの縁が丸く繋がって、この福祉の仕事が成り立っていると日々、実感する毎日です。
この風光明媚で穏やかな高木瀬の地で、地域の皆様の御支援のもと、新しいケアポート晴寿が、御老人の介護福祉に多方面から貢献できます事が、晴寿会の願いであり、職員一同、心を一つにして努力する所存です。
40周年を迎えるに当たり、今日まで各方面の方々からの御支援・御尽力を賜りました事を深く感謝し、これからの一層の御指導・御支援をお願い申し上げ、御挨拶に代えさせて頂きます。